コロナが感染力失うLED量産へ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20210105/8020009748.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

阿南市に本社を置く大手LEDメーカー、日亜化学工業は、新型コロナウイルスの
感染力を失わせる効果を持つ深紫外線LEDの量産体制を整えたと発表しました。

日亜化学工業によりますと、280ナノメートルの波長の深紫外線LEDを新型コロナウイルスに
30秒間照射すると、99.99%のウイルスが感染力を失うことが確認できたということです。

深紫外線は260ナノメートルの波長が感染力を失わせる「不活化」の効果が最も高いとされていますが、
出力や寿命といった面で課題があり、今回はやや長い波長を使ったということです。

会社ではすでに深紫外線LEDの試作品を製作するなど量産体制を整えていて、
今後、家電メーカーなどと連携して実用化を目指すことにしています。

LEDをめぐっては、深紫外線をはじめ、目に見えない波長の光を利用する研究が進められていて、
今後、生活や医療などへの応用も期待されています。
日亜化学工業は「空気清浄機など多岐にわたる応用が期待でき、このLEDが
新型コロナウイルス対策に役立つことを期待している」としています。

01/05 07:47