ネットの声
「厚労省に天下りを受け入れなかったから嫌がらせで、
 アビガンは薬事承認されなかった。」
それは違うという厚労省擁護の記事です。

二つの長文記事の内容を短縮要約


アビガンが今になっても承認下りない根本理由
どんな臨床試験が行われたか知っていますか
東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/410980

新薬の承認は次のテストが必要。
患者が新薬投与か偽薬投与かわからない。
配る医者も誰が新薬か偽薬かわからない。
どの患者に新薬を与えるか無作為に決める。

アビガンは
飲む患者側が新薬投与か偽薬投与かわからなが、
医者が誰に新薬を与えるのか決める。
症状の重い患者に新薬を与え、軽い患者に偽薬を与えるだろう。
新薬を与えた患者の肺のレントゲン画像は
炎症が縮小したように医者の目には錯覚するだろう。
3日早く退院の提出されたデータはインチになる。
先入観が入る単盲検試験だから
3日早く退院でもそのものがだめ。


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アビガンが承認下りないのも不思議でない根拠
期待されたコロナ治療薬候補の知られざる実力
東洋経済2021/02/13 13:00
https://toyokeizai.net/articles/-/410988

厚労省「先入観が入る単盲検試験そのものがだめ。」
厚労省はその単盲検試験のデータでも合格を認めるとほのめかしたのに
実際は先入観が入りやすい単盲検試験だからという理由で却下した。
厚労省におちょくられた富士フイルム富山化学は落胆。

クウェートで先入観の入り込む余地のない完璧な二重盲検試験で
コロナ患者が3日早く退院した。
これで新薬が承認されるでしょ。

【新型コロナ】アビガン、クウェートで治験終了「感染初期に治療効果」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1611870838/
4ページの記事を短縮

いやいや、完璧な二重盲検試験で効くと確かめられても問題がある。

アビガンには付き物の「催奇形性」という問題がある。
動物実験ではサル、マウス、ラット、ウサギの4種類の動物で
催奇形性が認められており、
ラットでは初期の受精卵(初期胚)が死滅したことも報告されている。

核酸アナログ製剤(遺伝子阻害)のアビガンはその「催奇形性」ゆえ
ほかの抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な場合、
使用許可がされる。
世にはコロナ治療薬候補はたくさんある。
わざわざ危険な「催奇形性」の核酸アナログ製剤を選ぶ理由はない。



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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1612791085/
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https://www.nature.com/articles/s41564-020-00835-2
モルヌピラビル 核酸アナログ製剤(ウイルス RNA ポリメラーゼ阻害薬)
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