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福岡市は、2022年度中としていた市地下鉄七隈線延伸区間
(天神南−博多、1・4キロ)の開業時期について、23年3月とする方針を固めた。

市は当初、延伸区間を21年2月ごろに開業する工程を描いていたが、
16年に発生したJR博多駅前の道路陥没事故の影響で、トンネル掘削工事が中断。
工程を変更し、22年度中の完成を目指していた。新型コロナウイルス感染拡大の
工事への影響はほとんどなく、22年度中に完成するめどが立ったと判断したとみられる。
総事業費は約587億円。

市によると七隈線の工事について、延伸区間のトンネルは既につながっており、
現在は博多駅(博多区)と櫛田神社前駅(同)の3工区で駅舎建設や内装工事をしているほか、
軌道レールの設置を行っている。

新駅の櫛田神社前駅のシンボルマークも完成しており、櫛田神社にちなみ、
博多祇園山笠をモチーフにしているという。


福岡市地下鉄七隈線の車両(資料写真)
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