2021年の新車販売台数は、トヨタ自動車が20年に発売した小型車の「ヤリス」が、初めてトップになった。ホンダの軽自動車「N―BOX」は2位で、半導体不足による減産の影響もあり、5年連続の首位はならなかった。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が、車種別の台数を発表した。ヤリスやトヨタの小型ワゴン「ルーミー」など、小さめの乗用車が上位に入った。N―BOXのほか、スズキ「スペーシア」、ダイハツ工業「タント」などベスト10のうち5車種を軽自動車が占めた。

@ヤリス トヨタ自動車 21万2927台
AN-BOX(軽) ホンダ 18万8940台
Bルーミー トヨタ自動車 13万4801台
Cスペーシア(軽) スズキ 12万8881台
Dタント(軽) ダイハツ工業 11万6912台
Eカローラ トヨタ自動車 11万865台
Fムーヴ(軽) ダイハツ工業 9万5840台
Gアルファード トヨタ自動車 9万5049台
Hノート 日産自動車 9万177台
Iルークス(軽) 日産自動車 8万4748台

※ヤリスはヤリスクロス・GRヤリス、カローラはツーリング・スポーツ・クロス・フィールダー・アクシオ、ムーヴはキャンバス等を含む

https://www.asahi.com/articles/ASQ1G6WB7Q1FULFA01N.html