【安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態】

 旧統一教会はメディアにも侵食しているのか──。北陸を代表する地方紙「北國新聞社」(石川県金沢市)が2016年12月23日、旧統一教会(世界平和統一家庭連合に改称)が主催するイベントを後援し、翌24日の朝刊でこう報じていた。
<世界平和統一家庭連合の集い「世界が家族になっていく」(本社後援)は23日、野々市市文化会館フォルテで約700人が出席して開かれ、地域貢献に励んだ家族ら5組が表彰された。同会の阿部美樹家庭教育局長による講演や太鼓の演舞、合唱、演劇などのステージ発表が行われた。会場では日本赤十字社に贈る善意も募った。中村勲県議が祝辞を述べた>

 統一教会の布教活動を紙面で紹介すること自体、問題視されてもおかしくないが、後援までとなると、広報活動に加担していたと捉えられても仕方ないのではないか。

 実際、事態を問題視した「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は翌17年2月、北國新聞社に申入書を送付している。

「今回の記事は、統一教会の行事をあたかも特定の宗教ではない慈善団体の活動のように取り上げること、しかもそれを貴紙が後援することで、読者がそれと認識できぬまま統一教会の活動に触れ、かつ、統一教会に親近感を持たせます。また、統一教会による信者向けの重要な宣伝材料を提供することにもなりました」

 実は北國新聞が、統一教会の活動を肯定的に報道したのはこれが初めではない。

…続きはソースで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92dc0b3e3e3950bfe80af40aadc3fcfbdc640a8b
2022年7月27日 7時06分