※11/8(火) 17:45配信
レスポンス

斉藤鉄夫国土交通大臣は11月4日に開かれた定例会見で、西九州新幹線新鳥栖~武雄温泉間とJRのローカル線問題について記者の質問に答えた。

西九州新幹線新鳥栖~武雄温泉間については、フル規格ありきで佐賀駅を経由するルートを容認しない佐賀県が長崎自動車道沿いの北回りルートと、南回りルート(佐賀空港ルート)を提案しているが、11月2日に開かれた与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム九州新幹線(西九州ルート)検討委員会(与党PT)の会合で新しく委員長に就任した森山裕衆議院議員が「佐賀空港を通るルートが技術的に可能かどうか調査するべきだ」と述べたという。

対して国土交通省は、佐賀空港ルートは佐賀駅ルートに比べて事業費が大幅に高騰する上に、超軟弱地盤で厳しい工事が予想されるとして「トンネル建設工事が技術的に可能か否か慎重な検討が必要である」と与党PTに報告。与党PTからは「技術的に施工可能かどうかできるだけ早く精査してもらいたい」という意見が出たことから、斉藤大臣は建設主体である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)に対して、佐賀空港ルートのさらなる調査・検討を指示したことを明らかにした。

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