サウナ人気、高まる熱気 「ととのう」アイテム 曇り止め加工レンズが支持集める思わぬ現場とは・・・<まちビズ最前線>
2023年8月27日 06時00分  東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272519?rct=economics


「サウナー」「サ活」「サ飯(サウナ後のご飯)」といった言葉が生まれるなど、サウナ人気が熱い。「ととのう」時間を充実させるグッズやサービスも続々誕生し、進化が止まらない。(並木智子)


◆伸び続けるグッズの売り上げ

「今日もこのあとサウナに行く。コロナ禍ではあまり行けなかったからこれから頻度も高まりそう」。8月上旬、渋谷ロフト(渋谷区)にいた都内の公務員武田柾さん(28)は話す。リュックサックには愛用中のサウナハットが入っていた。

同店は1月からサウナグッズコーナーを常設。定番のサウナハットは、今治タオルやウールなど素材もさまざまだ。マットをはじめ、風呂で上半身にかぶせる「サウナドーム」、サウナの香りがする入浴剤など扱う商品は増え、売り上げも毎月伸び続けている。

◆メガネは度数の幅拡大

メガネ製造販売の「ジンズ」(千代田区)が2月6日(風呂の日)に発売したメガネ「JINS SAUNA」(全12種、9900円)も注目を集める。

開発のきっかけは、田中仁最高経営責任者(CEO)がサウナーの友人から「外でも使えるメガネがあったら」と聞いたこと。「サ陸両用」としてデザイン性にこだわり、耐熱温度120度のフレームとレンズを使用。ケースはサウナマットをイメージした黄色のパイル地で、「37(サウナ)」と記したラベル付き。細部にサウナ愛が宿る。


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