※2023年10月20日 16:15
日本経済新聞

ロイヤルホールディングス(HD)は20日、ファミレスチェーン「ロイヤルホスト」の地域別価格を12月に廃止すると発表した。ほかの店舗より高く設定していた都市型店舗の価格に統一する。このため約9割の店舗では値上げとなる。併せて2024年春をめどに現在約220あるメニューの約2割を減らすことも明らかにした。

同社は1990年代から首都圏などの一部店舗を対象に都市型価格を導入した。12月6日のグランドメニューの改定に合わせて都市型店舗と一般的な店舗の価格を一本化する。全体の約9割にあたる188店舗では値上げになる。

期間限定商品などを除くメニュー全体の6割にあたる142品目で現在より11~110円高くなる。原材料価格の上昇に対応するほか、「グランドメニューの機動的な改定につなげる」(同社)としている。「250gグランスター 黒×黒ハンバーグ」は現在の1738円から55円高い1793円、「厚切りアンガスサーロインステーキ」(200グラム)は3388円から3443円になる。

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