http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFK14H3D_U7A510C1000000/

 【ベルリン=石川潤】ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン州で14日行われた州議会選挙で、メルケル首相が率いる保守系のキリスト教民主同盟(CDU)が勝利を確実にした。ドイツで最大の人口を抱える同州の選挙は9月の連邦議会選挙の前哨戦で、メルケル氏が首相再選に向けて大きく前進した。

 ドイツメディアが一斉に報じた。同州ではシュルツ新党首が率いるドイツ社会民主党(SPD)が最大勢力だったが、今回の選挙ではCDUに引き離された。SPDは党首交代を機に支持率が高まっていたが、その「シュルツ効果」も急速に色あせつつある。

2017/5/15 1:48