財務省が8日発表した7月の対外及び対内証券売買契約などの状況(指定報告機関ベース)によると、海外投資家は日本株を4カ月連続で買い越した。買越額は5913億円。7月中旬に米主要株価指数の上昇を背景として投資家心理が上向いたことなどが寄与したとみられる。

 中長期債は2カ月ぶりの買い越しとなった。短期債は2カ月ぶりに売り越しだった。

 国内投資家による海外中長期債への投資は3カ月連続の買い越しとなった。買越額は4兆4630億円。海外株式は4カ月連続の買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08H6G_Y7A800C1000000/