勤務先の小学校の女子児童にわいせつな行為をした疑いで、30歳の臨時講師の男が逮捕された。この男は、別の小学校に勤めていた時も、わいせつ事件を起こしていた。
愛知県教育委員会は、「信頼を損ねましたことに、深くおわびを申し上げます。誠に申し訳ございません」と述べた。
深々と頭を下げた愛知県教育委員会の面々。

小学校で教べんをとっていた1人の男が、8日付で懲戒免職処分になった。
強制わいせつの疑いで7日に逮捕された臨時講師・大田智広容疑者(30)。
大田容疑者は、「小さい子どもが好きで、自己の欲望を満たすためにやった」と供述しているという。

大田容疑者は、2016年11月から2017年2月ごろ、当時勤務していた愛知・知立市の小学校で、低学年の女子児童にわいせつな行為をした疑いが持たれている。
大田容疑者は、2017年5月に逮捕されて以降、今回が5回目の逮捕。

被害者は、これまでの5人に及び、このうち2人が前任の小学校、3人が現在勤務している小学校の女子児童や男子児童だった。
愛知県教育委員会は、「(接見の際)『子どもに興味があった』ということは、話はしております。『大変申し訳ない』と」と述べた。
「子どもに興味があった」と話している大田容疑者。
今から4年前、埼玉県でも子どもに関係する事件を起こし、逮捕されていた。

2013年6月、当時、埼玉県で小学校教師をしていた大田容疑者は、子どもの裸の画像をメールで送った、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪で、罰金の略式命令を受けた。
この時、埼玉県の教育委員会は、大田容疑者を停職6カ月の懲戒処分に。
その後、大田容疑者は、依願退職した。
ところが、大田容疑者は、当時の名前、「知宏(ともひろ)」を「智広(としひろ)」に改名。

2015年、愛知・知立市の教育委員会に臨時講師として採用され、教壇に立ち続けていた。
なぜ教育委員会は、過去の犯罪歴を見抜けなかったのか。
愛知県教育委員会は、「(採用の際)当該教師は、過去の懲戒処分歴を隠しており、市教育委員会、県教育委員会ともに過去の処分歴を把握することができませんでした」と語った。

名前も変え、経歴も隠し、教壇に立ち続けた大田容疑者。
そもそも過去に事件を起こした際、なぜ埼玉県教育委員会は、懲戒免職処分を下さなかったのか。
FNNの取材に、元小学校の校長は、「よほどのことがない限り、クビにはならない」と語った。

小学校の元校長は「よほどのことがない限り、クビにならずに異動。教育委員会が守る立場にあるからですね。更生できるなら更生してやりたい。学校現場は意外と優しい」と語った。
教育現場のゆがみが、子どもたちに深い傷を負わせた今回の事件。

愛知県教育委員会は、「二度とこのようなことがないよう、効果的な対策を検討する」としている。
愛知県教育委員会は、「面接を複数人でやるとか、複数回やるとか。敏感さを持って面接をし、少しでも多くの目で人を見定めて選考していく。そういうことが必要ではないかと考えております。(それで見抜ける?)万全ではないと心得ております」と語った。 (東海テレビ)

配信 08/08 19:51
FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00366709.html

関連スレ
【愛知】校内で女児にわいせつ行為の疑い 臨時講師5回目の逮捕★2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1502112083/