JR西日本は8日午後、JR京都線(東海道本線)摂津富田〜茨木両駅間に開業予定の新駅の駅名が「JR総持寺(そうじじ)」に決定したと発表した。来年の春に開業予定となっている。

 同社によると、このJR総持寺駅は、摂津富田駅から約1.7キロ、茨木駅から約2キロの地点となる茨木市庄一丁目に開業する。

 8両対応の島式ホーム1面に可動式ホーム柵(二重引戸式)などを設置する高架下駅舎となる。コンセプトは「街と街、人と人、時(歴史)と時(未来)をつなぐ新たな駅」で、駅舎は総持寺の山門のデザインを反映している。JR総持寺駅から総持寺までの距離は約400メートルとなる。

 駅名については、茨木市が駅名を公募したところ同市内外から1200件以上の応募があり、その結果、総合的に3割以上が「総持寺」「そうじじ」の名前に入れて応募したことなどから、今回の決定に至ったという。

 同社は決定理由として「『総持寺』は、西国三十三所第22番札所としても知名度があり、場所がイメージしやすく、わかりやすい名称」とし、同駅から約600メートルに位置する阪急総持寺駅と区別するために「JR」をつけたとしている。

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