口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生した場合を想定し、鹿児島県と県獣医師会が病気のまん延を防ぐための協定を結びました。

県庁で行われた締結式では、三反園知事と、県獣医師会の栫哲郎会長が協定書に署名しました。牛などがかかるおそれのある口蹄疫や、高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、県家畜保健衛生所の職員らが殺処分や血液検査などを行いますが、大規模に発生したり、一度に複数の場所で発生したりした場合、職員の不足が懸念されます。
協定はこうした事態が起きた場合に、県獣医師会の産業動物専門の医師にも協力してもらい、感染の拡大を防ぐことを目的としています。

県獣医師会には今年3月末現在、1037人が所属していて、今後、緊急時に対応できる獣医師を200人以上リストアップして、発生に備える方針です。

配信8/28(月) 20:02配信
MBC南日本放送
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