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オーストラリア政府は、ミサイル開発を続ける北朝鮮を念頭に脅威に備える必要があるとして、海軍の次期フリゲート艦に長距離弾道ミサイルを迎撃できる防衛システムを搭載することを発表しました。

オーストラリアは国防費を増額し海軍の能力の向上を目指していて、日本円にしておよそ3兆円を投資して、次期フリゲート艦9隻を2020年から建造する計画を進めています。

これについて、ターンブル首相は3日、ミサイル開発を続ける北朝鮮を念頭に、複雑化している脅威に備える必要があるとして、フリゲート艦の対空戦の能力を強化する方針を明らかにしました。
具体的には、アメリカのロッキード・マーチン社が製造する、長距離弾道ミサイルを迎撃できる防衛システムを搭載するということです。

ターンブル首相は「フリゲート艦が射程の長いミサイルという脅威に対処できるようになる。複数の国、特に北朝鮮が距離と速度を向上させたミサイルを開発していて、われわれは迎撃できる能力を持たなければならない」と述べ、防衛力を強化していく必要性を強調しました。

10月3日 21時36分