川崎市高津区の東急田園都市線溝の口駅でホームにいた会社員の男性(45)が
何者かに線路上に突き落とされた事件で、神奈川県警が近く殺人未遂容疑で、
同市内に住む男を逮捕する方針を固めたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。

男は20代後半とみられ、精神疾患があるといい、
県警は刑事責任能力の有無も含めて詳しい経緯などを調べる。

捜査関係者によると、男は1日午前8時ごろ、同駅の上りホームで、
同区在住の男性に体当たりして線路上に突き落とし、殺害しようとした疑いが持たれている。
男性は自力ではい上がり、けがはなかった。

同8時15分ごろに駅員が110番通報して発覚。
ホームの防犯カメラには、長袖のTシャツに黒っぽいズボン姿の男が
後ろから小走りで男性に体当たりし、走り去る様子が写っていた。
その後、駅の南口改札を通り抜けて構外に出ていく様子も確認された。

捜査関係者によると、駅周辺の街頭の防犯カメラ画像などから、
男の自宅が同市内にあることが判明。
男は事件後も同駅を訪れていた。

男性は男と面識がなく、直前に口論などのトラブルもなかった。
男性は県警の調べに「無言のまま、いきなり押された」などと説明していた。

以下ソース:産経ニュース 2017.10.5 08:19
http://www.sankei.com/affairs/news/171005/afr1710050004-n1.html