鳥取県民にとっては学校給食でおなじみの「白バラ牛乳」。40年以上変わらないパッケージを印刷したTシャツを、牛乳を製造する大山(だいせん)乳業農業協同組合(同県琴浦町)が今夏に販売したところ、SNSなどで話題を呼びほぼ売り切れとなった。組合では今月28日から再販売することを決めた。

 白バラ牛乳は、県内のすべての酪農家が加盟する全国でも珍しい同組合の看板商品。デザインは1970年ごろから変わらない。白バラコーヒーも10年以上同じもので、鳥取県民にとって子どもの頃から親しんできた存在だ。「ソウルフード」ならぬ「ソウルドリンク」とも言える。

 組合では、設立70年を迎えたことを記念し、Tシャツ製作を決定。組合内部には「着たとしてもパジャマかな」くらいの声もあったが、今年7月12日に公式のフェイスブックで販売を告知すると、たちまち話題に。販売は組合の観光施設「大山まきばみるくの里」(同県伯耆町)のみだったが、7月15日の販売開始日には開店前に200人ほどの行列ができ、用意した約500着のほとんどが即日売れた。

 その後も、組合には「もっと売…

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2017年10月6日09時57分
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