富山の路面電車が導入する「信用降車」 「性善説」で無賃乗車の心配なし
J-CAST NEWS:2017/10/10 13:52
https://www.j-cast.com/tv/2017/10/10310708.html

富山市で全国初の「信用降車」を始める。信用降車とは「乗務員のいない後部車両からも降りることができる」ということだ。
心配なのは「無賃乗車」だが、
「大丈夫です。富山市民が公共交通の利用マナーが大変いいことをアピールしたいと思っています」と森雅志市長は自信をもって語る。
次の日曜日の15日(2017年10月)から実施する。
 
おしゃれなデザインの路面電車「富山ライトレール」。
これまでは乗客は降りるときには、乗務員がいる前の出口でICカードか現金で運賃を払っていた。
しかし、1つの出口では乗り降りに時間がかかり、定刻が遅れることが多い。そこで、乗務員のいない後ろからもICカードで降りることができるようになる。
朝のラッシュ時は実施していたが、これからは終日可能だ。
 
ラッシュ時の降車時間は短縮したか。測ってみると、100秒かかったのが、51秒と半分になる。

■無賃乗車すると3倍の運賃
 
これを悪用して無賃乗車をすると、3倍の運賃が請求されるが、
森市長は「お客さまを信用して、乗務員がいちいち確認しないやり方です。いままでもほとんど問題は起きていません」
 
市民に聞くと「富山の人はまじめですね」「無賃乗車など聞いたことがない」「そんな悪い人はおらん」と口をそろえる。

(以下省略)