神奈川県大井町の東名高速で6月、ワゴン車が大型トラックに追突され夫婦が死亡、娘2人がけがをした事故。
神奈川県警は10日、進路をふさいでワゴン車を停車させ、追突事故を引き起こしたなどとして、
福岡県中間市の建設作業員石橋和歩容疑者(25)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)などの疑いで逮捕した。

事故で亡くなった車整備業萩山嘉久さん(当時45)の母・文子さん(77)は「こんなに早く逮捕したと聞けるとは思っていなかった」と驚きながらもほっとした様子で取材に応じた。

「一番近くにいた嘉久がいなくなって、寂しくて」。事故後は、嘉久さんがいなくなったとは思わないようにしてきた。逮捕の報道で嘉久さんのことを思い出し、眠れない日が続いているという。
「また会いたくて、声が聞きたくて、涙が止まらなくなる」

嘉久さんの親友で静岡市のトラック運転手田中克明さん(45)は石橋容疑者の逮捕を聞き、事故後初めて嘉久さんの経営する自動車整備工場を友人らと訪れた。
「仕事熱心だった萩山のことだから、やり残した仕事があるって、もどかしく思っているんだろうな」と思い出を語り合った。
「逮捕されてうれしい気持ちはない。でも、萩山の名誉が守れてよかった」

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2017年10月11日 19時9分 朝日新聞デジタル

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