【ソウル時事】北朝鮮の対米関係団体は18日、報道官声明を出し、米韓海軍が16日から朝鮮半島周辺で始めた合同海上演習について、「緊張局面を最悪の爆発限界線へと追い込んでいる」とした上で、「われわれ独自の超強力対応措置」が十分に準備されており、「適切な自衛措置が任意の時刻に断行される」と威嚇した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信が19日、伝えた。

声明を出したのは「北侵核戦争演習反対全民族非常対策委員会」と称する団体。米原子力空母「ロナルド・レーガン」などが参加した演習を「危険千万な軍事的挑発」「国家武力完成の終着点へ向けたわれわれの前進を阻もうとする断末魔的なあがき」と決め付け、「予想外の時刻に想像できない打撃に直面することを覚悟しなければならない」と警告した。

配信(2017/10/19-08:39)
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101900320&;g=int