http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171107/k10011214571000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007

11月7日 17時40分

菅官房長官は午後の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者の情報をアメリカ政府に提供しているとしたうえで、安全が脅かされる事態に至った場合には、アメリカの協力を得ながら拉致被害者の安全確保に全力を尽くす考えを示しました。

この中で、菅官房長官は、記者団が、「朝鮮半島有事が起きた場合の拉致被害者の救出をアメリカ軍と協議しているのか」と質問したのに対し、「朝鮮半島有事の際は米国との協力が特に重要だ。これまでも、米国に対して拉致被害者に関する情報提供をしている」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は、「拉致被害者の安全を確保することは政府として極めて重要なことだ。安全が脅かされる事態に至った場合の拉致被害者の安全確保のための協力を米国に依頼しているところだ」と述べ、安全が脅かされる事態に至った場合には、アメリカの協力を得ながら拉致被害者の安全確保に全力を尽くす考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171107/K10011214571_1711071735_1711071743_01_02.jpg