東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するため、
フィリピンの首都マニラを訪問中の安倍晋三首相は13日午前(日本時間同)、
トランプ米大統領とターンブル豪首相と首脳会談を行い、北朝鮮情勢などについて意見交換した。

 午後には中国の李克強首相、フィリピンのドゥテルテ大統領などとそれぞれ会談するほか、
日ASEAN首脳会議や日メコン首脳会議に臨む。

 安倍首相は13日午前、ASEAN首脳会議の開会式に出席した。
日本はASEAN加盟国10カ国すべてが北朝鮮と外交関係を持っていることから、
北朝鮮に対し国連安全保障理事会の制裁決議の完全履行を求める。
また、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向けた協力を呼びかける。

 10、11両日にベトナムで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した安倍首相は12日午後にマニラ入りした。
マレーシアのナジブ首相、インドネシアのジョコ大統領と相次いで会談し、北朝鮮に対し緊密に連携する方針を確認した。

 また、安倍首相は両首脳と海上安全保障分野での協力を強化する考えで一致した。
ジョコ氏とは、インドネシアの海上保安庁にあたる海上保安機構(バカムラ)に対する協力が近く始まることを伝えた。

http://news.livedoor.com/article/detail/13883780/