ダビンチ 508億円で落札、競売の油絵に“史上最高額”


11/16(木) 13:06配信

TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20171116-00000048-jnn-int

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ダビンチの絵画がオークションにかけられ、美術品としては史上最高額で落札されました。驚きのその金額とは・・・

 「キリストがモデルになっている作品なのですが、その描かれた時期や作風から男性版モナ・リザとも呼ばれています」(記者)

 1500年ごろの作品とされる「サルバトール・ムンディ」は、絵の具を何層にも重ね塗りし、遠近感を出すために手元はくっきりと、
顔の輪郭はぼやけて描くというダビンチ特有の描写法が使われています。

 「類まれな才能を持っていたダビンチの作品は16枚しか現存しておらず、これはそのうちの1枚です」(競売会社クリスティーズ フランソワ・デ・ポーレテア氏)

 その「サルバトール・ムンディ」が15日、ニューヨークにある大手競売会社クリスティーズでオークションにかけられました。

 「1億8000万ドル!」
 「2億ドル!」

 これまでの最高額、ピカソの「アルジェの女たち」のうちの1作、およそ1億7900万ドルを開始わずか3分で超え、
みるみる値がつりあがっていきます。そして・・・

 当初の予想を大きく上回り、手数料を含めて4億5000万ドル=およそ508億円で落札されました。美術品としては史上最高額にこの人は・・・

 「本当に歴史的な瞬間で、とても興奮しました」(競売会社クリスティーズ関係者)

 落札者が注目されていますが、現時点では明かされていません。(16日13:05)