東京都は、都の水道水をペットボトルに入れた「東京水」のラベルデザインを一新した。都指定伝統工芸品の「江戸切り子」をイメージしたものと、海外発信用として都の海外観光PR用のアイコン「Tokyo Tokyo」をあしらったものの2種類を用意する。

都内で飲める水道水のおいしさを体感してもらおうと、都水道局はこれまでも「東京水」の販売やイベントでの配布を進めてきた。今回は、国際水協会の会議が来年都内で開催されるのを前に、デザインを一新。「東京の水」だと一目で分かるように、江戸切り子で東京らしさを表現した。

「東京水」は都庁内や都有施設の店で販売しているほか、イベントで配布する。海外発信用は訪日外国人客向けに、全日空の国際線の一部路線や、日本航空の羽田空港国際線ラウンジなどで提供する。担当者は「さまざまな場面で活用し、東京の水道水をPRしていきたい」と話している。【柳澤一男】

ペットボトル水「東京水」の新デザイン(右)と海外向けデザイン
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配信2017年12月12日 17時12分(最終更新 12月12日 17時16分)
毎日新聞
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