2017年1年間の道内の交通事故死者数は前年比10人減の148人となり、1947年の150人を下回って過去最少を更新したことが4日、
道警のまとめで分かった。若者による事故の減少や運転免許を自主返納する高齢者の増加が要因とみられる。
都道府県別では神奈川県の149人に次ぐ8位となり、15年連続で全国ワーストを回避した。

 道警によると、道内の死者数はピークの71年には889人に上ったが近年は減少傾向にあり、13年以降は200人以下が続く。

 特に事故の主原因をつくった若者が減り、16〜19歳は10年前の07年と比べて13人減の3人、20代も同38人減の19人。
道警交通部は「取り締まりや啓発の強化により、無謀な運転をする若者が減るとともに、若者の車離れも進んでいる」と分析する。

 17年3月には改正道交法が施行され、75歳以上の運転免許保有者への認知機能検査も強化された。
道内の75歳以上の自主返納者は17年11月末時点で7925人と前年同期の約2倍となり、
道警交通部は「死者が減った一因となっている」と説明する。(以下ソースで)

北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/155025/