強盗殺人事件 被告一部無罪主張

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180116/1100001252.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

おととし、借金の返済を免れるために埼玉県春日部市の男性を殺害したとして
強盗殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、男は
「遺体は群馬県の山中まで運んだが、殺害はしていない」
と述べ、強盗殺人の罪については無罪を主張しました。

埼玉県春日部市の不動産コンサルタント、宮口義弘被告(58)は、おととし2月、
森重正三さん(73)を借金の返済を免れるために殺害したうえ、群馬県の山中に
遺体を埋めたとして強盗殺人と死体遺棄の罪に問われています。

16日、さいたま地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、宮口被告は
「群馬県の山中に遺体を運んだが殺害はしていない」と述べ、
強盗殺人の罪については無罪を主張しました。

弁護側は
「当日は被害者の指示で車で一緒に現場まで行き、被害者はそこで出会った中国人と
言い争いになり殺害された。その中国人に『共犯だ』と脅され、遺体を運んだ」
と述べました。

これに対し検察は冒頭陳述で、
「事件は被告1人だけの犯行で、借金を返すと被害者にうそを言って誘い出している。
また、遺体に巻かれていたものと同じ種類の粘着テープや
現場などから発見されたくわやスコップを購入している」
と指摘しました。

01/16 18:01