難病の子を育てる保護者が集う

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064202201.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

難病の子どもを自宅で育てている保護者たちが、日ごろの悩みを話し合う催しが大津市で開かれました。

この催しは難病の子どもや、その家族を支援するNPO法人が開いたもので、
大津市の会場には1歳から3歳の子どもたちとその家族らおよそ30人が集まりました。

この中で、保護者が
「夜中も子どもの人工呼吸器のアラームが鳴り、ゆっくり眠ることが出来ない」
と悩みを打ち明けると、別の保護者からは
「介護を続けていると自分の体力を過信してしまう。
両親や看護師が自宅に来てくれる際に必ず休養すべきだ」
などと次々に助言が送られていました。

このほか保護者たちは、オムツを二重にすれば服が汚れにくくなることなど、
介護の負担を減らすためのアドバイスを出し合っていました。
このあと参加した人たちは、書き初めをするなどして交流を深めました。

参加した女性は
「ほかの家族の話を聞く機会はなかなかないので、良い経験になった」
と話していました。

主催したNPO法人「びわこファミリーレスパイト」の熊田知浩理事長は
「自宅で介護をしている家庭は、孤立しがちだ。こうした機会に悩みをわかち合ってもらいたい」
と話していました。

01/20 17:58