京都・天橋立周辺で旅客船を運航する会社の営業所に爆破予告の電話をかけたとして、京都地検は5日までに、威力業務妨害罪で京都府向日市、無職、田上慶祐容疑者(38)を起訴した。2日付。

 京都府警が昨年11月、威力業務妨害の疑いで逮捕後、刑事責任能力を調べるため鑑定留置されていた。

 起訴状などによると、昨年11月、京都府宮津市の営業所に「爆弾を仕掛けた。1時間後に。分かったな」などと電話をかけ、旅客船6便を運休させたとしている。

 同じ時期に、広島県の宮島行きのフェリーを運航する会社など、西日本各地で爆破予告の電話が相次いだことから、関連を捜査していた。

http://www.sankei.com/smp/west/news/180305/wst1803050037-s1.html