津市 敗訴の賠償金を業者に請求

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073045261.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

津市が発注した道路工事で作業員が大けがをした事故をめぐる裁判で、
責任が認定され男性に賠償金を支払った津市が
「責任は工事を受注した建設業者にある」として
賠償金に相当する額の支払いを建設業者に求めていることがわかりました。

平成24年3月、津市が発注した道路工事で、作業員の52歳の男性が左足を切断する大けがをしました。
この男性が津市に対して起こした民事訴訟では市の責任が認定され、
市は、ことし1月、賠償金約9300万円を男性に支払いました。

これについて津市が
「事故の責任は工事を受注した建設業者にある」として
賠償金に相当する額の支払いを建設業者に求めていることがわかりました。
津市では業者が支払いに応じない場合は、市が業者に支払う必要がある
別の工事の代金約7200万円分を支払わず、今後、発注する工事でも
約2100万円分を支払わないとしています。

これに対し、業者側は賠償金の負担の割合などを話し合うための
民事調停を14日までに津簡易裁判所に申し立てました。

津市の担当者は
「判決では業者が被告とされなかったために津市にのみ支払いが命じられた。
事故の責任はあくまでも受注者が負うべきものだ」
とコメントしています。
一方、業者側の弁護士は
「判決で津市の責任が認められておきながら、その責任を
業者に押しつけるのは不当で、司法の判断を無視している」
とコメントしています。

03/14 19:19