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3月18日 8時30分
18日朝、川崎市高津区の15階建てのマンションの10階部分火事があり、消防によりますと、2人がけがをして病院に搬送されたほか、2人が救出されました。現在も燃え続けているということで、消防が消火活動を続けています。

18日午前7時すぎ、川崎市高津区久本の15階建てのマンションで、近くをとおりかかった人から「マンションから黒い煙が出ている」と消防に通報がありました。

消防によりますと、マンションの10階部分で火事があり、消防車など22台が出動して消火活動にあたっています。消防によりますと、これまでに90代と70代の男女2人が軽いけがをして病院に搬送されたほか、2人が救出されたということです。

まだ燃え続けていて、消防が消火活動を続けています。

火事が起きたマンションは、東急田園都市線の溝の口駅から南東におよそ400メートル離れた商業施設や住宅が建ち並ぶ住宅街にあります。

隣のマンションの女性「真っ黒い煙が勢いよく上がっていた」

川崎市高津区のマンションに住む女性が、午前7時半すぎに撮影した映像では、目の前のマンションの10階の付近から勢いよく黒っぽい煙が上がり、消防隊員などが慌ただしく動いている様子が確認できます。

撮影した女性は「火災報知器の音が鳴って焦げくさいにおいがしたので窓の外を見たら、隣のマンションから真っ黒い煙が勢いよく上がっていた。上の階にも多くの人が住んでいるので心配です」と話していました。
10階付近の外側が焦げ 窓からは白っぽい煙
NHKが午前8時すぎに上空から撮影した映像では、火は見えませんが、マンションの10階付近の外側が黒く焦げ、部屋の窓からは白っぽい煙が出ているのが確認できます。

ベランダや廊下に、多くの消防隊員が部屋の中の様子をうかがっているように見えます。