日本維新の会の党大会が開かれ、いわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票に全党一丸で取り組むなどとした活動方針を決めました。
日本維新の会の党大会は、神戸市内のホテルで開かれました。

この中で、松井代表は、「我々が国政政党を作って6年が経過し、有権者から維新は新しい政党ではなく既存の政党として認識されている。これをリセットできるかが大事だ」と述べました。
その上で、松井代表は「既得権益を打破して、改革を進めるという初心を思い出し、覚悟をもって臨もう」と述べ、来年の統一地方選挙や参議院選挙での党勢拡大に向けて全力で取り組む考えを示しました。

また、党大会では、いわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票に全党一丸で取り組むことや2025年の万博やカジノを含むIR=統合型リゾート施設を誘致して地方経済の活性化を目指すなどとした活動方針を決めました。

このあと、松井代表は記者会見を開き、来年の統一地方選挙に向けた対応について、「『身を切る改革』が口先だけの候補者は公認しない。報酬の2割から3割のカットを実行しているかが指標になる」と述べました。

03月31日 19時09分
関西 NEWS WEB
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