ノーベル平和賞のメダルを世界へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180508/1050002522.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「ICAN」を運営する日本の団体が、
船で各国を回り、メダルや賞状のレプリカを活用しながら
核兵器廃絶を訴える活動を行うため、8日午後、横浜港を出発します。

国際NGOの「ICAN」=核兵器廃絶国際キャンペーンは、核兵器禁止条約の採択に
貢献したとして去年ノーベル平和賞を受賞し、運営する世界の10の団体に
メダルと賞状の公式レプリカが授与されました。

このうち日本のNGO「ピースボート」は、船で各国を訪れ核兵器廃絶に向けて
被爆者に証言してもらう活動を行っていますが、8日午後、横浜港を出発する航海から
メダルと賞状のレプリカを活動に活用することになりました。
航海には広島と長崎の被爆者が1人ずつ参加するということで、出発を前に長崎市の倉守照美さん(74)は
「平和賞の受賞は大きな励みになりました。メダルと賞状とともに核なき世界を目指そうと発信していきたい」
と語りました。

ICANの国際運営委員で、ピースボートの川崎哲共同代表は、
「メダルを手にして写真を撮るだけでもいいので、小さなことから運動が広がってほしい」
と話していました。

参加者は3か月あまりにわたって、22の国と地域を訪れる予定です。

05/08 12:11