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5月11日 7時32分
ドイツのメルケル首相はイランのロウハニ大統領と電話で会談し、イランが占領地ゴラン高原のイスラエル軍を攻撃したとして非難しました。

ドイツ政府の報道官によりますと、メルケル首相は10日、ロウハニ大統領との電話会談で、イスラエルの占領地ゴラン高原のイスラエル軍をイランが攻撃したとして非難し、中東地域の緊張緩和に努めるよう求めました。

また、アメリカが離脱を表明したイラン核合意について、メルケル首相はイランが義務を果たし続けるかぎり、ドイツも合意を履行していく考えを伝えました。

さらに、メルケル首相は、イランが進める弾道ミサイルの開発などについても新たに協議したいとの考えを伝えたということです。

ドイツは同様の立場を取るフランスやイギリスとともに近くイランと外相会合を開き、今後の対応などを協議する見通しです。