http://sp.yomiuri.co.jp/national/20180630-OYT1T50087.html

小笠原空港、滑走路1000メートル以下で検討
2018年6月30日 20時41分
 小笠原諸島(東京都小笠原村)の父島で30日、米国からの返還50年を祝う式典が開かれ、小池百合子都知事は同諸島の航空路整備について、世界自然遺産の区域外にあたる父島・洲崎地区に空港を整備する案に絞って検討を進める考えを明らかにした。これまでの案よりも短い1000メートル以下の滑走路で離着陸可能な航空機の導入も検討する。

 同諸島には民間空港はなく、約1000キロ離れた本土との移動手段は片道24時間かかる定期船に限られる。航空路の整備について、都と同村は、父島・洲崎地区での空港整備のほか、硫黄島の自衛隊基地の活用など複数の案を検討してきた。

 ただ、同地区で検討してきた1200メートルの滑走路を作るには、海の埋め立てや付近の峠の掘削などが必要なため、開発中のものも含め、より短い滑走路で運航できる機体の調査を行う。

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