・生干しイカ800匹で「カーテン」/鯵ケ沢

 「鯵ケ沢イカのカーテンまつり」が1日、青森県鯵ケ沢町の鯵ケ沢漁港に面した特設会場で開かれた。来場者がスルメイカ800匹で横幅80メートルの「生干しイカカーテン」を完成させ、焼きイカを体験し味わった。

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 鯵ケ沢名物の焼きイカのPRを目的に町商工会(太田正光会長)が2012年から開催しており、今年で7回目。

 これまでは自称「日本記録」を毎年更新し、昨年は100メートルまで記録を伸ばしていたが、近年はスルメイカが不漁で高騰していることもあり、今年からは記録更新を目指さないスタイルに変更した。

 それでも80メートルものイカのカーテンは圧巻。地元の子どもたちや親子連れが荒縄にイカを次々と干していくと、ずらっと並んだカーテンは潮風に吹かれ輝いて見えた。干したイカはその場で炭火で焼かれ、会場には香ばしい香りが広がった。

 舞戸小4年の木村文音(あやね)さんは「初めて干した生のイカはプルプルしていた」、木村奏斗(かなと)君は「毎年参加している。焼きイカは大好き」と話した。

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2018年9月1日更新 東奥日報
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/79114