大阪府豊中市の「服部天神商店街」が祝日に日の丸を一斉に掲げる取り組みを始め、8日、3回目の掲揚が行われた。30以上の国旗が風になびく光景を前に、道行く人が驚きの声を漏らしていた。

 足の神様「服部天神宮」のおひざ元にある同商店街が、門前町としての風情をアピールしたいと今年9月に開始。メインストリート約200メートルに計36枚の国旗が設置された。

 発案した同商店街の広田耕一郎会長は「商店街に興味を持ってもらうきっかけになってほしいと思った」。外国人観光客が写真撮影をしたり、「壮観ですね」と声を掛けられたりするなど、好評だという。

 通勤などで商店街をよく訪れるという兵庫県西宮市の村上めづるさん(68)は「掲揚で、商店街の活気が増したよう。掲げていない日は寂しく感じるくらいです」と笑顔で話した。

https://www.sankei.com/smp/west/news/181008/wst1810080015-s1.html