東急電鉄が、平日夜の大井町線に有料座席指定サービス「Q SEAT」を導入へ。6020系電車のうち1両を使用します。

平日夜に5本運転

東急電鉄は2018年10月23日(火)、大井町線の有料座席指定サービス「Q SEAT」を12月14日(金)から開始すると発表しました。

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6020系電車7両編成のうち3号車に「Q SEAT」のラッピングを施す(画像:東急電鉄)。

平日夜に、大井町線から田園都市線方面へ帰宅する際の着席ニーズにこたえるサービスです。
大井町線6020系電車7両編成のうち1両(3号車)を、ロングシート(窓を背にした座席)から
クロスシート(進行方法向きの座席)に転換できる車両に置き換えて、大井町発・長津田行きの急行列車として運転します。

サービス愛称の「Q SEAT」は、公募で集まった3585件のなかから選定。
東急、品質(Quality)、迅速(Quick)の「Q」に、座席の「SEAT」を加えたものといいます。
既存車両よりも広い座席とし、電源コンセントやカップホルダーを設置。
車内Wi-Fiも無料で利用できます。
指定料金は一律400円。座席数はクロスシート36席とロングシート9席の計45席です。平日夜の有料座席指定サービスは、東急電鉄では初の試みといいます。

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「Q SEAT」を設定した列車は平日夜に急行・長津田行きとして5本が運転されます。大井町発の時刻は、191号が19時30分、
201号が20時30分、211号が21時20分、221号が22時27分、231号が23時09分です。
途中の旗の台、大岡山、自由が丘では「Q SEAT」サービスでの乗降が可能。二子玉川、溝の口、鷺沼では降車のみ可。たまプラーザから先は指定券なしで乗降できます。

「Q SEAT」の指定席は販売専用サイト「Qシートチケットレスサービス」(12月上旬開設、要会員登録)や駅窓口で販売されます。車内では販売されません。

なお、「Q SEAT」のサービスは12月14日(金)に始まる予定ですが、車両は11月中旬から、ロングシートで一般の列車として営業運転に入る予定です。

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2018年10月23日 16時39分 乗りものニュース