電車内痴漢で無罪判決、埼玉 ベトナム人男性
2018/11/21 19:23
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 JR埼京線の電車内で昨年8月、当時14歳の少女(15)の体を触ったとして、東京都迷惑行為防止条例違反罪に問われたベトナム国籍の男性被告(28)に、さいたま地裁は21日、「痴漢行為があったか合理的な疑いが残る」として、無罪判決(求刑罰金30万円)を言い渡した。
 高山光明裁判長は判決理由で、唯一の証拠となる少女の証言について、痴漢に遭っている間にスマートフォンで被告を撮影したとする状況の説明が一貫していないなどと指摘。「被害の内容に具体性や迫真性がなく、高い信用性があるとは言えない」とした。