【鉄道】「都会のローカル線」南海汐見橋線に乗ってみた 「幻の関空連絡鉄道」の将来は
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関西大手私鉄の南海電鉄が運営する汐見橋線は、大阪市の中心部に乗り入れているにも関わらず利用者が少ない「都会のローカル線」として知られています。なぜ利用者が少ないのでしょうか。
レトロな駅舎と古びた木製ベンチ
大阪の繁華街、難波から南海電鉄の電車で6分ほどの岸里玉出駅(大阪市西成区)。
南海の線路はここで高野山方面に延びる南海高野線と、和歌山市や関西空港方面に向かう南海本線に分かれます。
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南海汐見橋線を走る2両編成の短い電車(2018年11月24日、草町義和撮影)。
しかしこの駅に乗り入れている路線は、これだけではありません。
南海本線ホームの北側から難波のほうを眺めると、短いホームが離れ小島のようにポツンと置かれているのが見えます。
しばらくすると、2両編成の短い電車が入ってきました。通称「汐見橋線」の電車です。
汐見橋線は、岸里玉出駅から大阪の中心部に戻るようにして北上し、南海の難波駅から西へ約1.5km離れた汐見橋駅(大阪市浪速区)までを結ぶ路線です。
2018年11月24日(土)の夕方、岸里玉出駅から汐見橋行きの電車に乗ってみました。
車内の客は、わずか6人。全員がスマートフォンやコンパクトカメラを手に持ち車内や車窓を撮影しており、旅行者の雰囲気を漂わせています。
この列車に限っていえば、日常的に汐見橋線を利用している沿線住民は乗っていないようです。
ひとつ先の西天下茶屋駅で下車したのは、記者(草町義和:鉄道ライター)ひとりだけ。
ホームにあるベンチは木製の古びたもので、駅舎もレトロな雰囲気が漂うデザインになっています。
その一方で改札口には自動改札機が並び、「新旧同居」のアンバランスが印象的でした。
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レトロな雰囲気が漂う西天下茶屋駅。
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ただ、駅舎の窓口はシャッターで閉鎖されていて、駅員はもちろんいません。次の電車がやってくる直前まで客はひとりもやって来ず、少し寂しい気分になりました。
都心乗り入れ路線でも利用者が少ない理由
30分後、再び汐見橋行き電車に乗車。今度は沿線住民らしき手ぶらの客も乗っていましたが、それでも5人。
ふたつ先の木津川駅で降りたのは、またしても記者ひとりでした。ここも窓口は閉鎖されていて、駅員はいません。
周囲は空き地が広がっていて、西側の駅前広場は砂利が敷かれているだけ。人の気配は感じられず、過疎地のローカル線に迷い込んだかのような気分です。
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人の気配が感じられない木津川駅(2018年11月24日、草町義和撮影)。
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http://news.livedoor.com/article/detail/15865624/
2019年1月13日 6時0分 乗りものニュース
https://www.youtube.com/watch?v=bWwd5CkOCpY
【南海電気鉄道】汐見橋線・岸里玉出→汐見橋【前面展望】 木津川駅から3本目の列車に乗り、JR大阪環状線の下をくぐって終点の汐見橋駅へ。ホームの末端には比較駅大きな駅舎が設けられていて、駅員もいます。
目の前には片側4車線の千日前通りが広がっていて、車線の両脇に設けられた歩道を行き交う人も多めです。
それでも、汐見橋駅に出入りする人はごくわずか。広いコンコースはがらんとしています。
大阪の中心部に乗り入れる路線にも関わらず、こうも利用者が少ないと「都会のローカル線」と呼びたくなります。
汐見橋線はいまから120年近く前の1900(明治33)年9月3日、現在の南海高野線の一部として開業。
このころ、南海本線は南海鉄道が運営していましたが、高野線は高野鉄道(のちの大阪高野鉄道)という別の会社が運営していました。
高野鉄道は当初、堺で南海鉄道に接続して大阪と高野山を結ぶ計画でしたが、のちに自力で大阪の中心部に乗り入れる方針に転換。
道頓堀川を渡る汐見橋の近くに道頓堀駅(現在の汐見橋駅)を設け、大阪側のターミナルとしたのです。
しかし1922(大正11)年、南海鉄道は大阪高野鉄道を合併します。ひとつの会社で運営するのなら、ターミナルをひとつにまとめたほうが効率的。
難波駅から高野線に直通する列車の運転がほどなくして始まり、1929(昭和4)年には高野山方面に向かう全ての列車が難波発着になりました。
高野山方面に向かう列車が通らなくなっただけでなく、ターミナルの汐見橋駅が繁華街から外れていることもあり、汐見橋線の利用者は減少。
正式にはいまも高野線の一部ですが、2両編成の電車が終日30分間隔で運転されるだけになりました。
実は利用者が増加している
ただ、1980年代には、梅田方面からJR阪和線方面と南海線方面に短絡して関西空港へのアクセスを強化する地下新線「なにわ筋線」の構想が浮上。
なにわ筋線と南海線は汐見橋駅で接続させ、汐見橋線経由で関西空港に向かうルートを整備することが考えられました。
1990(平成2)年には、なにわ筋線の整備にあわせて汐見橋〜木津川間を地下化する構想を南海が明らかにしています(1990年8月17日付け朝日新聞大阪朝刊)。
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阪神なんば線の桜川駅と南海汐見橋線の汐見橋駅(2018年11月24日、草町義和撮影)。
こうして汐見橋線は、空港アクセス輸送を担う幹線鉄道として「復活」するはずでした。
ところが2000年代に入ると、難波でなにわ筋線と南海線を接続させる案が浮上。
「汐見橋接続案」はほぼ中止に傾いており、「都会のローカル線」から脱却する機会を失ったのです。
現在の汐見橋線は、利用者が少ないまま推移しています。南海が公表している駅別の1日平均乗降人員(2017年度)によると、汐見橋駅は602人で、難波駅(25万4694人)の423分の1しかありません。
中間駅はさらに少なく、最も利用者が少ない木津川駅は123人。これは高野線の山岳区間にある高野下駅(101人)より、少し多い程度です。
ただ、近年は汐見橋線の利用者が増えています。
大阪府の統計資料によると、汐見橋駅の1日平均乗降人員は2008(平成20)年度が364人だったのに対し、2016年度は575人。
数百人台という状況に変化はないものの、8年間で1.6倍です。南海は取材に対し「利用者が増えているのは確かですが分析したことはなく、増加の理由も分かりません」と話しました。
記者の推測ですが、2009(平成21)年には汐見橋駅の近くに阪神なんば線の桜川駅が開業しており、これが関係しているのかもしれません。
阪神線方面から南海線方面への短絡ルートとして、汐見橋線を使う人が少し増えたのでしょうか。 >>1
> 関西大手私鉄の南海電鉄が運営する汐見橋線は、大阪市の中心部に乗り入れているにも関わらず利用者が少ない
中心部? 和歌山港から水軒へ行く路線も廃止されたから、この路線もいずれ廃止されそうだね。 鶴見線と比較されがちだが、鶴見線は通勤時間は満員御礼。 汐見橋の改札口上に昭和30年頃の路線図が掲げられてたのに撤去されたのはもったいなかった。 南海は一部上場企業倒産危険度ランキングで毎回50位以内で生き延びてる強兵 南海って、どっかの鉄道会社に合致吸収されたら良いだけだろ! 同和地区の真ん中を走っていく鉄道
2回乗ったことがあるけど裏寂れていて凄かった ラッシュアワー以外は空いてるというのがデフォなんじゃないのかな? ドーム行くにも中途半端な位置にあって不便なんだよ
よく廃線にならずにいてると毎度感心する ついでに途中下車して芦原橋まで歩いたら同和地区がガラガラだった
タクシーですらほとんど走っていない
皆ができるだけ近寄らずに避けているのを感じた >>17
>環状線の芦原橋
なぜかエレベーターがいち早く設置された駅な。 紳士の社交場パチンコなんたらってベンチの看板が渋かった >>13
あれは最後ど真ん中に大穴開いてて悲惨だった
あそこまでボロボロになる前に保存修復すべきだったと思う >>26
多分お前は関西や大阪の話をしているであろうスレを見つけたら、とりあえず関西disの書き込みをしてレス怖さのあまりそのままそっ閉じする大阪ストーカーのチキン野郎。 >>23
廃線にならないのは部落があるから
これは本当の話 南海はもう廃線したいんだけど、ブラクが文句言うからしょうがなくやってるって話。 リバティ大阪 人権博物館に行こうとしたらちょうど夕方で閉館だった残念 >>32
はい そうです何度か廃線の話が出たけど
本社のヘタレ共がビビってなにも出来なかった
マトモに土地境界を設定出来ない管財部と
コンプライアンスって喚いてる本社部門が馬鹿www >>20
亀戸線もよくのこってるよな
総武線乗ってる奴も知らない人多そう この線って元々は高野山へいく鉄道の成れの果てなんだよね
南海高野線の電車が全て難波発着になったのでこの線は盲腸線化した 玉出線に改名し
岸里玉出駅をスーパー玉出世界総本店前駅に改名し
チンチン電車を走らせて社内を玉出の売り場にすればいい 廃線にしないのはなにわ橋線と繋いで関空短絡線にするためという説もある
もしそうなったら汐見橋駅は地下化するだろうが >>35
亀戸線は生活路線で混む時は混むよ
亀戸から千住方面に行くときに重宝していたし 19年前の真夏に冷房の効いた中央図書館で勉強するために同級生の女と乗ったことがある
その当時でもかなりの昭和臭というか時代錯誤感を漂わしていたが… >>12
鶴見線みたいに、猫駅長で宣伝するしかない >>10
水軒は県の持ち物で南海は押し付けられてただけやけど
汐見橋は自社所有で廃止したら固定資産税が3倍になる
ってのもあるんじゃないか >>30
レス怖さ って、お前のレス何にも怖くないけど?
頭大丈夫? >>38
それはほぼ消えたって>>2に書いてあるだろ
せいぜい難波がもし掘れなかった場合の保険かな >>22
夜に1本抜ける以外には
ラッシュ無関係で片道9分折り返し6分で
30分おきのパターンだからな
1編成しかいないのに複線の無駄使い
単線で全区間1閉塞でスタフで十分なのにね >>23
浪速筋線の権利維持のためやろ。
新難波経由に決まって要らんようになったから廃止やろ。 「都会のローカル線」、東京近辺だと何線になるんだ? 岸里と玉出と別の駅であった時代について触れて欲しいな >>9
難波からの距離なら東の上本町ぐらいの距離にあるから… >>20
東京に類する路線はない
例えるなら京王井の頭線が明大前駅から京王線
に乗り入れて明大前〜渋谷間がローカル線として
切り離されるようなもん
(京王井の頭線は軌間が違うからあり得ないが) >>36
木津川駅は元々巨大な貨物ターミナル駅だった
南海が貨物輸送から撤退するまではこの路線にも
まだ活躍の機会があった ここ最近でも「東京リボーン」「カラーでよみがえる東京」「空から見る東京」と
立て続けに全国ネットで東京お国自慢番組を垂れ流すNHK
やはり、東京一極集中是正という観点からも、
NTTと同じく、NHKも東西分割すべきである
NHKスペシャル 東京ミラクル 第1集「美食の街 受け継がれる“築地の魂”」
なぜ東京は世界最高の美食都市になったのか。
ドラマとドキュメンタリーで歴史を掘り起こす。
佐藤健が、終戦直後の築地にタイムスリップ、美食都市東京の原点を目撃する。.
東京には、訪れた外国人が驚く数多くのミラクルがある。
この番組では、世界を魅了する東京ミラクルを掘り下げていく。
今回取り上げるのは、東京の美食。
東京の飲食店の数は、およそ19万店と圧倒的な世界一。
星を持つ店も世界一である。それを支えてきたのは、世界最大の魚市場・築地だった。
今回の移転でどんな変化が起こるのか。
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/mass/1546062183/879 >>58
さっき気になっていろいろ調べてたけど面白かったわ
地図で見ると確かに岸ノ里駅と玉出駅は近すぎるわ
岸ノ里駅の方が後から開業したからしょうがないんだけど 維新信者によると、湾岸を活性化せずにここがこうなったのも大阪市のせいとなる。
本来なら今ごろは東京湾岸のように近未来都市になっているはずだったのに!!と。
そんなもんなるわけないワナ。 近くにある「諏訪大社」て建物が気になる
新興宗教ぽかったけど活動実態あるのかな 大阪でタクシー転がしてる俺でも
木津川駅はどこにあるか分からん
西天下茶屋はなにわ筋が通ったから知ってる あの辺は昔津波が川を遡ってきて水没したことがあるんだよな
橋のたもとに古い石碑があるよ
忘れないように毎年墨を入れろって念を押してる 阪神なんば線からの短絡ルートにはなってないだろう
阪神側は桜川〜汐見橋の乗り換え案内は一切やってないもん
南海へはあくまで難波乗り換えが基本で阪神沿線から関空へは阪神バスで案内しとる >>65
そこと比べるのはちょっと無理があるのでは? 柿岡地磁気観測所を大阪民国本土に移転しようそうしよう >>75
開業直後には駅でなんば線と絡めたポスターが貼ってあった記憶があるんだけど、いつの間にか消えてた。 >>1
この記事はスタート地点がまず間違ってる
まず南海高野線で岸里玉出駅まで出てそれから
南海汐見橋線に乗り換えろよ
その乗り換えだけで1ページ分埋まるぞ >>77
鶴見線は工業地帯と在日地帯
ここは町工場と部落 汐見橋とJR難波はそんなに離れてないがここで乗り換える事はまずないだろう 芦原町から東へ曲げて難波につないであればまだやりようもあったかもしれないが
現状はどうにも中途半端 >>84
城北線ほどじゃないけどな。
あっちは全線複線&高架なのに単行非電化という超カオス路線。 汐見橋、湊町(JR難波)、片町・・。
方角が悪かったのか、これほど開業当初の隆盛から落ちぶれたターミナルが大阪に揃うのもめずらしいなw >>87
片町は駅名として残す予定だったんだがJRが無理やり変えよっただけだ
てか今でも正式名称は片町線だぞw >>87
昔は貨物と言えば水運だから川沿いの方が都合が
良かった
(君のあげた例だと汐見橋駅じゃなくて木津川駅だが)
秋葉原駅も貨物単独駅の開業は旅客駅より35年も
早かったし 環状線の芦原橋も誰が使っとんねん
って感じやけど
せめて駅一緒ならな >>53
郊外のちょっと大きめの駅って感じだな
さすがに堺東には負けるけど、岸和田泉佐野程度にはね
南海の大阪市内区間では難波の次に都会だがw 大阪も広いから
どこの何を思い出すかによって都会と思ったりそうでなかったりするが
御堂筋線沿線を大阪の象徴と思えば確かに都会
汐見橋線沿線は単なる寂れた町 津守駅の寂れ具合はたまらないものがある
あそこから花園町駅へ歩いていくと
30年ぐらいタイムスリップした感覚が味わえる 汐見橋駅の前にスマイルホテルなんばがある
場所的にはアレだが設備は悪くないし値段も安い
コスパはいいね >南海は取材に対し「利用者が増えているのは確かですが分析したことはなく、増加の理由も分かりません」と話しました。
難解ですな。南海だけに。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています