冬の寒さにさらし甘みが増した「寒じめホウレンソウ」の収穫が最盛期を迎えています。これは寒くなると、野菜が凍らないように、自ら糖分を蓄える性質を利用し低い気温の中で育てるもので、県では寒いと甘いのごろ合わせで「カンカン野菜」と呼びホウレンソウの他16品目をブランド化しています。

高岡市の北陸営農組合のハウスでは、従業員がホウレンソウを切りとり傷んだ葉を落とす作業に追われていました。寒締めホウレンソウは糖度が8度から9度と、通常の倍近くあるのが特徴ですが、暖冬で糖度が8度を超えるのに時間がかかり、例年よりも10日ほど収穫が遅くなったということです。

今年は例年並みの1トンの出荷を見込んでいて県内のスーパーなどで販売されます。

2019年1月16日
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