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「ストップ詐欺被害!私はだまされない」。
皆さんへのお願いです。
「大事な“たんす預金” 簡単に渡さないで!」。

先月、横浜市内の80代の女性のもとに息子を装った男から「俺だけど仕事で大事なものを忘れてしまった。なんとかしてほしい」と電話がありました。
その後、「部下にお金を取りに行かせるから渡してほしい」と現金を用意するよう求められました。

息子からの頼みだと信じていた女性は、ふだんから自宅でこつこつとためていたいわゆる「たんす預金」の1000万円を持ち出しました。

そして、最初の電話を受けてからわずか2時間後、自宅近くに現れた男にその全額を渡してしまったのです。
2日後にたまたま本物の息子が電話をしてきたことから、詐欺被害に遭ったと気づいたということです。

改めて皆さんへのお願いです。
「大事な“たんす預金”簡単に渡さないで!」。

詐欺グループは、子どもや孫を装ったうえで、もっともらしい話であなたを動揺させ、考える時間を与えずにお金をだまし取ろうとしてきます。

そのとき、あなたの手元にあるお金が「たんす預金」だった場合、ATMで引き落としたり送金したりするのと違いますから、金融機関の人に詐欺だと気づいてもらうこともできません。
あなた自身の判断で一度にいくらでも渡してしまう、なんてことになりかねないのです。

たとえ、子どもや孫を名乗る電話でも、お金の話をされたら詐欺の可能性がありますから、どうか慌てずにいったん電話を切り、警察や同居する家族に相談して下さいね。

私はだまされないNo947
01月25日 19時00分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20190125/1100004575.html