七尾の大型商業施設が営業終了へ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20190215/3020001067.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

JR七尾駅前の複合商業施設「パトリア」の運営会社が破産申請し、
入居するテナントは3月3日にも営業を終了する見通しとなりました。

JR七尾駅前の複合商業施設「パトリア」を運営する七尾市が出資する第三セクターは、
18億円にのぼる負債の返済のめどがたたないとして、15日の取締役会で破産申請をすることを決議しました。
第三セクターによりますと、破産申請を2週間以内に行う予定で、
社員16人を15日付けで全員解雇し、このうち7人は施設の管理組合に雇用され
警備や事務の業務にあたるということです。

「パトリア」は平成7年、地上7階建ての能登地方最大規模の商業施設としてオープンしましたが、
郊外型の商業施設に客足を奪われおととし売り上げを支える総合スーパーが撤退しました。
その後、スーパーやホームセンター、それに市の福祉関連部門が入居しましたが、
空きスペースが埋まらず昨年度の売り上げが40%減少し経営が悪化していました。

運営会社の経営破綻で市の施設を除き現在、入居している22軒のテナントは
3月3日、営業を終了する方針でということです。

利用客の50代の女性は
「学生のころからちょっとした買い物によく利用してきました。
駅前がさみしくなり本当に残念です」と話していました。

七尾都市開発の高澤良英社長は
「24年間、地域やテナントの皆様にご協力いただき運営してきたが
閉館することになり深くお詫び申し上げます。
テナントの方に迷惑をかけるが営業終了までの運営をしっかり進めていきたい」
と話していました。

02/15 20:28