京都市東山区の高台寺で23日、仏教の教えを分かりやすく説明するアンドロイド(人型ロボット)観音「マインダー」が報道関係者に公開された。

 寺関係者は「普段仏教と接点のない人にも興味を持ってもらえるのでは」と期待している。

 マインダーは、東京都千代田区の研究開発企業「エーラボ」が制作した。高さ約195センチで重さ約60キロ。本体はアルミニウムなどでできており、頭部と両手にはシリコンが施されている。

 照明が落とされた同寺のホールで、幻想的な音楽を背景に、般若心経の教えや「人間とは何か」について説明。壁には英語と中国語の字幕なども映し出された。

 高台寺の後藤典生執事長は記者会見で、「仏が語りかけると、仏教の教えがもっと分かりやすくなるのではないか。多くの人に来てもらい、仏教の本質を考える機会になれば」と話した。 

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