3/8(金) 10:37配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190308-00000025-mai-soci

 群馬県立高校2年の女子生徒(17)が2月に前橋市内で電車にはねられ、亡くなっていたことが県教委への取材で判明した。自殺とみられる。
関係者によると、自宅からは「ネットで悪口を言われている」「先生は私の言葉を信じてくれなかった」など、学校での人間関係に苦しんでいることを示すメモが見つかったという。学校はいじめの有無などを調べている。

 県警や関係者によると、女子生徒は2月1日午後7時ごろ、前橋市内の上毛電鉄・大胡(おおご)―樋越(ひごし)間の踏切近くではねられた。電車の運転士が踏切近くに人が立っているのに気づいて警笛を鳴らしたが、間に合わなかった。

 女子生徒は高校に入学後、頭痛や腹痛を訴えたり、泣きながら帰宅したりすることがあった。2月1日は体調が悪かったため学校を早退し、病院に行ったという。

 県教委は女子生徒が残したメモの存在を把握しており、担当者は「調査している段階。ご家族の心情に寄り添った対応をしたい」と話している。

 県警も関係者から事情を聴くなどして、死亡した経緯を調べている。【鈴木敦子、西銘研志郎】