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1日の新元号の発表にあたって菅義偉官房長官が繰り返したのが、「令和」の書が入った額縁を掲げる動作の練習だった。

記者会見で菅氏は、秘書官から下向きにした額縁を受け取って「新しい元号は、レイワであります」と言った後に、額縁を表にして体の右側に掲げた。

政府関係者によると前日の練習では、菅氏が額縁を受け取る段階で記者側から元号が見えてしまう事態が繰り返され、練習は十数分にわたったという。

それでも「本番」では、記者席より数メートル高い位置のテレビカメラに「令」の字が一瞬だが捉えられており、「練習」の成果ははかばかしくなかったようだ。


額縁を下向きで受け取って新元号の発表記者会見に臨む菅義偉官房長官(左)=首相官邸で2019年4月1日午前11時41分
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