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企業年金、加入延長の議論本格化 働くシニア増加に対応
2019年4月22日 20:00

企業年金について、加入期間の延長を求める意見が広がっている。厚生労働省は22日開いた審議会の部会で経団連などの聞き取り結果をまとめ、将来の年金額を約束する確定給付型企業年金に加入できる年齢を75歳まで延ばす案などを主な意見とした。公的年金は少子化で先細りが避けられない。厚労省は長く働く分だけ保険料を払って将来の年金額を増やす仕組みに変える。

厚労省は3月、経団連や連合、全国銀行協会などからの聞き取りを実施した。同省がまとめた主な意見では加入年齢の引き上げの必要性を強調。22日に開いた社会保障審議会の部会でも高齢者の就労が進んでいることを踏まえ、経済界の委員から「確定拠出年金の加入可能年齢の引き上げを検討してほしい」と改めて言及があった。厚労省はこれに基づき、具体的な制度設計に入る。
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