カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜港への誘致に反対を掲げ、港湾事業者約240社でつくる「横浜港ハーバーリゾート協会」が設立され、藤木幸夫会長が15日、横浜市内で記者会見した。「ギャンブル依存症の問題があり、市民生活や家庭が崩壊する」と訴えた。

 横浜市はIR誘致の明確な態度を表明していないが、再開発計画がある横浜港の山下ふ頭は有力候補地の一つとされる。

 藤木会長は「カジノがないと経営が成り立たないなんて、あり得ない」と批判。展示面積25ヘクタールの国際展示場や2千〜5千室の高級ホテル、劇場などを整備する計画を提案した。

2019/5/15 17:50 (JST) 共同通信
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