JR高崎線でオーバーラン「雨でブレーキきかず」運転士

21日午前、埼玉県深谷市のJR高崎線の深谷駅で普通電車が停車位置をおよそ10メートル行き過ぎて止まりました。JRによりますと運転士は「雨の影響でブレーキがきかなかった」と説明しているということです。

21日午前9時半すぎ、JR高崎線の深谷駅で高崎行きの下りの普通電車がホームの停車位置をおよそ10メートル行き過ぎて止まりました。

JRによりますと、30代の男性運転士は「雨が降っていたため、通常よりも50メートルほど手前からブレーキをかけ始めたがきかなかった」と説明しているということです。

この電車は深谷駅には戻らずに終点の高崎駅まで運転を続け、深谷駅で乗り降りする予定だったおよそ80人に影響が出ましたが、後続の電車に運行の遅れなどはありませんでした。

熊谷地方気象台によりますと、深谷市周辺では午前9時半の時点で1時間に15.5ミリのやや強い雨が降っていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190521/K10011923781_1905211701_1905211702_01_02.jpg

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2019年5月21日 16時03分  NHK