体長約8メートルのザトウクジラの全身骨格を組み立てる催しが22日、福岡市東区のマリンワールド海の中道で始まった。公募で選ばれた10〜50代の市民ら10人が2日間かけて完成させ、同館で展示する予定。

 クジラは1〜2歳の雌の子どもで、2016年に長崎市の海岸に打ち上げられた。骨格標本にして長崎大などで保管されていたが、同館が「多くの人に見てもらいたい」と借りてきた。

 この日は背骨と胸びれの骨を並べることに。パーツは全部で100以上あり、参加者は巨大な「パズル」に四苦八苦。骨の折れる作業に、市内の男児は「地味だけど喜びも大きいです」。

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