https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190623/k10011965591000.html

大阪吹田市で交番の巡査が男に刺されて拳銃が奪われた事件から1週間となる23日、
地域の人たちが巡査の回復を願って作った6000羽の千羽鶴を交番に届けました。

今月16日の早朝に吹田市の交番前で古瀬鈴之佑巡査(26)が男に包丁で胸などを刺されてから
23日で1週間になります。警察によりますと、古瀬巡査は一時、重体となりましたが、
現在は医師の呼びかけに指を動かすなど意識が戻り、容体は少しずつよくなっているということです。

この間、地元の千二地区の有志の人たちは、古瀬巡査の回復を願って千羽鶴を作っていて
23日午前、出来上がった6000羽の折り鶴を交番に届けました。

そして自治会やPTAなどで作る協議会の会長の雑部麻美さんが「地区の皆さんの思いを一つにしました。
一日も早く復帰されるよう願っています」と千羽鶴を手渡すと、交番の警察官たちは「ありがとうございます」
と受け取っていました。

千羽鶴を届けたあと雑部さんは「今はとにかく巡査が回復していただくことが、みんなのいちばんの希望なので、
その気持ちが伝わるといいです」と話していました。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190623/K10011965591_1906231337_1906231344_01_02.jpg