来週の内閣改造で焦点となっている小泉進次郎議員について、安倍総理は、小泉氏の入閣を見送る方向で調整に入ったことがテレビ東京の取材で分かりました。
国会記者会館から中継です。
政権幹部は、小泉議員の子育てや育休を重視する姿勢を尊重し、大臣などでの起用を見送る考えを示しています。
小泉進次郎議員をめぐっては、結婚後、入閣が取りざたされていましたが、複数の政権関係者によりますと、安倍総理は、今回の内閣改造で、小泉議員の大臣や官房副長官での起用を見送る方向で調整に入ったということです。
テレビ東京の取材に対し、政権幹部は、その理由として、「小泉議員は子育てを重視したい意向だ。政府の役職に就けば、国会出席を求められ、育休取得や自由な子育ては難しくなる」と話しています。
また、小泉氏とは距離があるとされる安倍総理の周辺も「常識的に小泉氏の入閣はない」と話しています。
人事をめぐっては、二階幹事長や岸田政調会長の留任が固まり、政権の骨格は維持となりました。
安倍総理は、ロシアから帰国後にその他の人事の調整を本格化させます。

2019.09.05 11:13
https://www.tv-tokyo.co.jp/news/hiru/2019/09/05/005841.html